2012年9月29日土曜日

フランス幸せ旅行記 Day-3 南仏のお家と、観光と。

3日目!

マチューのご実家、ガルメス家で目覚めた朝、
この日は少しゆっくり朝食を食べました。

本場のクロワッサンと(激ウマ)
日本からのお土産の緑茶という
日仏親愛食い合わせです。
手作りのコンフィチュール(ジャム)も
滅茶ウマでした。
日本の本を見ながら話をしたり、
ガルメス家の成り立ちを聞いたり。
むこうもこちらも、お互い第2言語である英語で
色んな話をします。

向こうのご両親は日本へ来たことはありません。
来年夏のバカンスに、日本旅行を考えているそうです。



 
タネちゃんはというと、ほぼまったくと言っていいほど
フランス語が喋れない状態で
こちらへ嫁いできたわけですが(入籍は1年前にしていたのです)

それからたった1年で、
もう辞書なしで、
すごく流暢にフランス語をしゃべっていました。

以前は夫マチューとの会話は英語でしたが、
今2人の会話はフランス語だけです。





この日のランチは、
マチューのお父さんジャン=マリのそのまたご両親、
つまりおじいちゃん、おばあちゃんのお家で
昼食会でした。


おじいちゃんおばあちゃん家の
ダイニング!!!
かかか、甲冑を発見!!
レプリカだそうですが、それでも驚き!!!

なんて素敵なおうちでしょう。



ガラス棚にはアフリカの人形らしきもの。
おじいちゃん、おばあちゃんは実は
フランス領時代のアルジェリアで生まれ育った人。
1962年にアルジェリアが国として独立した際に、
国を追われてフランスへ帰ってきた人たちです。
その頃マチュ父のジャン=マリも幼かったそうで、記憶はないそうですが、
フランスへ帰っても煙たがられていた世代の人たち。
色んな苦労があったと聞きました。

ガルメス一族勢揃いだーい!

血縁者以外のママさん、サッチー、さつも入れて。

メニューは、アルジェリアのアラビア料理「クスクス」!
おばあちゃんの得意料理です。

前夜のピストゥといい、クスクスといい、
野菜盛りだくさんのヘルシー料理をたらふく頂きました。
なんかイメージしてたフランス食生活とだいぶ違って、
すっごくお腹に優しかったです。

メインディッシュの後は、
フロマージュ(チーズ)とお酒☆
ワイン以外にも色んなお酒が出てきました。

その後はデザート(!!!)
フルーツいっぱい。

この一連の流れ、
普通なんだそうです。
いっぱい食べるさつでもビックリでした。

お庭☆

おじいちゃんの、秘密の酒蔵。笑

地下には、お酒や砂糖漬けがいっぱい。

コルシカ島のお酒(たしか)、
カルバドス(40度!!)
鼻の穴がもう2個くらい空くかと思うほど、
強いお酒でした。
でもおいしーーー!!

おばあちゃんが2階の部屋を見せてくれました。
かわいいいい!!!


キッチンには、「魔女の宅急便」に出てきたような
釜戸があります!!
薪を燃やした熱でパイを焼くようなあれです。
もう今は使ってないそうですが。

おじいちゃんの仕事部屋で発見しました。
写真の人物。よく見て下さい。
若かりし頃のおじいちゃん(中央黒い服)
の左にいるツルんとした男性。
誰かわかります?



正解は…


ピカソ!!!

(本当です。

ボイラー技士のおじいちゃん。
若いころにピカソの家だか別荘だかに
ボイラーを取り付けに行ったそうです。
その時の写真。
世界はビックリするほど狭いかもしれません)


この後は、おじさんの友人がマネージャーを務める
ワイン工場へ、見学に連れて行ってもらいました。

ざざーーーーっ

ブドウ!!

ギューっと絞って
発酵中!

まだ未完成だけど…
白ワイン飲んでみ?

おお~~う!
ヌーボー!!

こっちはまだ濾過しきってない赤ワインやけど
飲んでみ?

ほんとや、濁っとるでー!!

大変貴重な工場見学でした。
メルシー、トントン(おじさん)。





そしてその後向かったのは、
有名な石造りの街、ゴルド。
「フランスで最も美しい街」、とも言われています。
日本のテレビでもよく紹介されると思います。
てっぺんにあるのは教会です。

素敵プレイスに来ちゃった証拠!ばちーん☆

もう、おとぎ話みたいです。
目の前に広がる絶景が信じられないほどです。


ゴルドの街の中は観光地にもなっています。
実際に住んでいる人もいるそうですが、
こんなところに住めるのは大変お金持ちばかりだそうです。


200年前くらいに建てられた教会。
(だったっけ?)

世界、ふしぎ、発見!!

とかに出てきそうですよね。
いや絶対紹介されていると思います。
いいじゃ~ん☆


ゴルドのあとは、隣町へ移動。
赤土の街、ルシヨンです。
この町も、「フランスで最も美しい街」に選ばれています。

めっちゃ赤土!!正確には黄土だそうです。
昔、茶色の顔料「オーカー」は
この土地から取っていたそうです。

夕日に照らされて、本当に赤く映るルシヨンの崖。
キレイ。

こんなとこが近所にあるなんて、
ええのうおマイさんら!!

両家のお父さん。
何を指さしてたんだっけ…


こんなところに連続で連れてきてもらうなんて、

なんて濃い1日なんだ。
目がパンクしそうです!!




つづく。

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