2007年12月27日木曜日

餅つきと方言

さあ、2007年も餅を丸める季節がやってきました。
親戚のおじさんとおばさんの製菓店が、年末は正月用の餅の注文も受けていて、小学校のころから御用納めのあたりは餅ヘルパーとして毎年雇ってもらいます。
餅歴かれこれ10数年。プロモーチャー。
仕事内容はつきたてのアツアツを手で丸め→広げて乾かして取り込んで→箱詰め。5、6人で流れ作業でやります。

12月。法師がお経をあげに町中走り回る「師走」。
私にとっては餅を丸める「餅丸(へいがん)」とでもいお
ハイ、どうでもいいですね、ハイすいません

今朝は5時半に起床し、6時〜12時で109kg丸めて乾かして箱詰め。
お昼からはお休み〜^^明日は御用納めの28日なので終日餅と格闘ですが。

今日のメンバーは製菓店のおいちゃん、おばちゃんとお手伝いのおばちゃん2人と私。
毎年のレギュラーメンバーなのでお喋りに華が咲き、とてもにぎやかです。
そこでつくづく思ったのですが、
やっぱ 方言 っていいな〜〜!!て。


◎プチ蒲江弁講座◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

あなたちょっと来なさい
 =「わーちょーけえ」(中学H先生お気に入りフレーズ)

あなたたち、何してるの=「わーども どげえしよんのか」

ああなるほど、そうなの=「あーへー、そげえな」

どこかに(〜を)投げ捨ててちょうだい
 =「どっかほたくりふいてちょけ」

ここに来て早く手伝ってちょうだい
 =「こき来て早よ手伝わんか」

そんなこと言ったってどうすればいいというのか
 =「そげなこち言うたかてどげえせえっちゅうんか」

あなたもたいがいグダグダとしつこいね=「わーも たいげ しちくじいのう」

こんなに曲がっていては売り物にならないよ
 =「こんげえ えごじっちょって 売りもんになるかええ」

(びっくりしたとき)「だいや〜!!」
(もっとびっくりしたとき)「だいやまこち!!!」

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

今思いつく面白げな例はこれくらいなんですが、
もっと色々激しいのとか、意味分からんのとかいっぱいあります。
漁師町だからか、方言が全体的に男言葉っぽいし、
人に何かを奨めたり、お願いするときも軽く命令形のトーンだし。
多くの言い回しが何故かけんか腰です。

そんな挑発的な方言でも、土地を離れて戻ってみれば
聞くとホっとしたり、「ホーム」を感じる音だな〜と。
方言で会話が成立する嬉しさって結構いいものです。

しかし、たまに話す漁関係の職に就いた同級生の男子たち…
ますます方言の言い回しに磨きがかかり、
3、4年やそこらで極端にオッサン臭い物言いになったのには
ちょいと戸惑いました。笑


明日はプロモーチャー(餅を丸めるプロフェッショナルのこと)
配達人!!車こすりませんよーに!!

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